最近読んだ小説

今回は最近読んだ小説を4つ紹介します。
最後に紹介する百花の作者の川村元気さんは映画プロデュースも行っており、「デトロイト・メタル・シティ」や「告白」を手がけています。一押しの作家さんですので是非どうぞ!

目次

ブラフマンの埋葬

ブラフマンの埋葬(講談社文庫)[小川洋子]

ブラフマンの埋葬 (講談社文庫) [ 小川 洋子 ]
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架空の動物のブラフマンが怪我しているところを保護し、一緒に生活するようなった。
ブラフマンとはサンスクリット語で『謎』を意味します。その生物の正体は名の通り謎ではあるのですが、作中にいくつもヒントがあり、僕個人としてはカワウソにあてはめて読んでいました笑

特別なことは起きないのだけれど動物の暖かさによって特別な気分になれる小説だと思います

100ページ程度の中編ですので比較的読みやすい小説かと思います。

神様からひと言

神様からひと言

神様からひと言 長編小説 (光文社文庫) [ 荻原浩 ]
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「お客様相談室」というクレーム対応の部署の部署で働くことになった主人公が
個性豊かな同僚とともに奮闘する物語です。

サラリーマンを応援してくれる小説となっています。
僕も働いているのでこの小説にすごく勇気付けられ、盛大に笑わされました笑

ストーリー展開の面白さでページ数は多いですがグイグイ読み進められます

妻がしいたけだったころ

妻が椎茸だったころ

妻が椎茸だったころ【電子書籍】[ 中島京子 ]
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【リズ・イェセンスカの許されざる新鮮な出会い】、【ラフレシアナ】、【妻が椎茸だったころ】、【蔵篠猿宿パラサイト】、【ハクビシンを飼う】の5つの短編からなる小説です。

個人的には妻が椎茸だったころ、ハクビシンを飼うの2つが好みでした。
完全にタイトルに惹かれて購入しましたが、内容も独特で面白く、読みやすい短編集です

百花

百花[川村元気]

百花 [ 川村 元気 ]
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これは友達にも紹介しまくっているおすすめの小説です。
認知症を発症した母親、少しづつ変わっていく母親に戸惑う主人公。

後半につれて加速度的に忘れていきますが、覚えていることは鮮明であった。
母親とて一人の女性。息子を愛していても恋に溺れてしまうことがある。
薄れゆく記憶の中でも息子への愛情は忘れていなかった。
そんなリアリティのある小説。
後半にかけてどんどん面白くなっていく作品。

2022年の9月には菅田将暉さん主演で映画化が決定しています
そちらの方もぜひチェックしてみてください!

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