1月に読んだ小説の紹介

あなたは本を読む習慣はありますでしょうか?
僕は仕事の都合により、知り合いがいない地域に転勤となったので
時間があり余っていたのでふと「小説を読んでみよう!」と思いました笑

全く今までの習慣に無いことでしたが、今では仕事や交友関係など全て忘れて小説に没頭している時間が多くなりました
気づけば数時間経っていた!ということもざらにあります笑

あなたも今回登場した本の中で気になるものがありましたら
ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

それでは僕が1月に読んだ小説を4つ紹介していきます!

目次

また、同じ夢を見ていた 【住野 よる】

また、同じ夢を見ていた[住野よる]

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変わった女の子の幸せを考える物語


小学校の授業で「あなたにとっての幸せとはなにか」を考える授業があった。
頭のいい少女は自分は周りの子より頭がいいと思っていたが、
なかなか、自分にとっての幸せとはなにかの答えが見出せなかった。
そこで友達の「南さん」「アバズレさん」「おばあちゃん」に聞き、話し合いながら
少しずつ幸せとはなにかを徐々に理解し、少女自身の考え方も変わっていく。

デビュー作にして300万部を超えるベストセラーとなった
「君の膵臓を食べたい」の著者が贈る新作。
ファンタジーとミステリーが混ざったような心温まるストーリー。

「幸せとは」が作中何度も出てきて僕も一緒に幸せとはなんだろう。。。と考える
きっかけをくれた本。

残像に口紅を 【筒井 康隆】

残像に口紅を(中公文庫)[筒井康隆]

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言葉が消えていく世界で

「あ」が消えると「愛」も「あなた」も無くなった。ひとつ、またひとつと言葉が消えていく世界で
執筆し、飲食し、交情する小説家。究極の実践的長編。

この小説はストーリーを読者に楽しんでもらおうではなく、著者の好奇心で書かれたように感じます笑
どんどん言葉がなくなっていく中で著者の言語力には感服しました。
言葉がなくなっていき、無くなった言葉に伴う人間も消えていく。
こんな世界は嫌だなと思いつつも、この先の展開が気になり読む手をとめられない。

好奇心によって書かれ、好奇心で読んでいたような小説です笑
読んでいる最中は知らない言葉を検索しまくっていたので、完読後はどっと疲れました笑

そんな実験的長編に興味のある方はぜひどうぞ!

今日も一日きみを見てた 【角田 光代】

今日も一日きみを見てた (角川文庫) [ 角田 光代 ]

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猫好きにはたまらない猫好きのためのエッセイ集

アメリカンショートの「トト」をお出迎えしてからの日常を綴ったエッセイ。
それまでは猫を飼ったことがなく、猫の知識もほぼ皆無であった著者が
「トト」により、猫というものを理解し、愛で、いい意味で振り回される日常がかかれている。

読んでいて「わかる、わかる」と首が取れるほど頷いていました。
「トト」の可愛さのあまり今すぐ外に出て野良猫を抱きしめたくなりました笑

ところどころに出てくる「トト」の写真はサービスページと呼んでいたくらい可愛かったです笑
猫好きの方、そうで無い方もぜひ読んでほしい一冊です!

猫と言っても一匹一匹で全く違うということを再確認できた

少年と犬 【馳 星周】

少年と犬[馳星周]

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不幸な人間に一時の幸せを与える

2011.3.11東日本大震災によって迷い犬となったシェパードと和犬の雑種の「多聞」が
ある地点を目指して旅をし、その中で出会った「男」「泥棒」「夫婦」「娼婦」「老人」「少年」の不幸を一瞬でも忘れさせ、微かな幸せを与える。ラストは衝撃の結末が。

犬の純粋な愛情に感動するというより、関心する気持ちの方が強かったです。
私たち人間の心の中の機微な変化を感じ取り、どんな言葉よりも温かく、優しい愛で寄り添ってくれる。
きっとこの本を読んだ誰もが自分の愛犬に答えてくれないとわかっていても話し掛けたくなると思います。
犬を飼っている方はこの本を読んで犬の賢さ、愛おしさを再認識し、これからの愛犬と共に素晴らしい人生を歩んでいけると思います!

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